新ナポリタン誕生! 大宮のご当地グルメ×VENTUS選手ら 中学校の給食でも好評の一品、きょう会場で販売
埼玉県さいたま市大宮区周辺で、ご当地グルメとして食べられるスパゲティ「大宮ナポリタン」。そんなご当地グルメを女子サッカー大宮アルディージャVENTUSの選手らが管理栄養士と新たに“アスリート食”として考案した。ナポリタンは同市内の中学校2校の給食でも提供。選手は「これを食べてスポーツも勉強も頑張ってほしい」と期待を込める。
取り組みは、スポーツ庁によるスポーツ産業の成長推進事業「スポーツオープンイノベーション推進事業(地域版SOIP)」の一環として実施された。同チームの選手と管理栄養士が共同でアスリート食を考案。栄養管理は「eatas」(福岡市中央区)が担う。
考案したスパゲティは「大宮VENTUSナポリタン」。同チームからは、望月ありさ、五嶋京香、阪口萌乃、村上真帆の4選手が携わった。
同ナポリタンは、豚肉をはじめ、トマト、パプリカ、ほうれん草などを使用し、集中力とスタミナが向上するような一品になっている。またクリーミーな仕上がりで、麺はうどんを使用。もちもちとした食感で子どもから大人まで楽しめる。
今月5日、さいたま市西区の宮前中と大宮西中の給食で、同ナポリタンが提供された。両校には同チームの選手も訪問。両校計約700人の生徒や教員が味わった。
大宮西中2年の男子生徒(14)は「選手と話しながら食べられて楽しかった。ナポリタンはクリーミーでおいしかった」と笑顔を見せた。
同校の森角由希子校長は「地域とのつながりを体験できたことに感謝している。(生徒には)スポーツや食育に興味を持ってもらえればうれしい」と語った。
阪口選手は「みんなでアイデアを出して、食材やバランスを考えて作ったので、喜んでもらえてうれしい。これをきっかけに試合も見にきてもらえれば」と期待を込めた。
大宮VENTUSナポリタンは20日、NACK5スタジアム大宮で開催される日テレ・東京ヴェルディベレーザ戦で販売する予定。