終電繰り上げ…西武線は最大30分、東武線は16分 3月13日にダイヤ改正 直通運転の取りやめも
2021/01/27/00:00
西武鉄道と東武鉄道は26日、3月13日実施のダイヤ改正の内容を発表した。新型コロナウイルスの影響で深夜の利用客が減少した点などを背景に終電時刻を繰り上げる。都内から埼玉県内では西武が最大30分、東武は16分繰り上がる。繰り上げは緊急事態宣言を受けて20日から実施の内容とは異なる。
西武は池袋線の平日の池袋発が、飯能行きは現行より17分早い午後11時52分、小手指行きが30分早い午前0時14分になる。土休日は飯能行きが12分早い午後11時40分、小手指行きが4分早い午前0時14分になる。
新宿線の平日の西武新宿発は、本川越行きが16分早い午後11時42分、新所沢行きは30分早い午前0時14分に変更。土休日は本川越行きが12分早まり午後11時31分となるが、新所沢行きは午前0時14分と7分繰り下がる。
また平日の秩父鉄道との直通運転を取りやめる一方、昨年4月から中止の土休日の直通運転を、ダイヤ改正から再開すると発表した。
東武は平日にスカイツリーラインで北千住から県内方面が16分早まる。北春日部へ行くには北千住午前0時23分発の北越谷行き準急が最終。同駅に同0時43分に到着し、同0時51分発北春日部行きに乗り換える必要がある。北越谷行きは北千住発が6分早まり同0時34分になる。
東上線では平日だと池袋発川越市行きで14分早まり、午前0時30分発が最終となる。
詳細は両社のホームページで公表している。