埼玉県の川越署は26日、詐欺の疑いで住所不詳、自称飲食店従業員の男(21)を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳の者と共謀し、同日午後1時50分ごろ、川越市の男性(87)に警察官をかたり「キャッシュカードがスキミングされている」「確認しに行く」などと電話。同2時10分ごろ、男性方を訪れ、キャッシュカード2枚を入れさせた封筒を男性が目を離した隙に別の封筒とすり替え、だまし取った疑い。
同署によると、警戒中の警察官が同3時ごろ、ニット帽をかぶりマスク姿の男を発見、キャッシュカード2枚を所持していたことが判明した。