埼玉新聞

 

<新型コロナ>越谷市、9月末までに全市民に2回の接種を行う予定 3月から9万人先行で接種開始

  • 越谷市役所=越谷市越ケ谷

 埼玉県越谷市は27日、新型コロナウイルスワクチン接種体制の整備を進めるため、保健医療部市民健康課に「新型コロナウイルスワクチン接種対策室」を設置した。

 市によると、同対策室は市民健康課の職員3人と応援職員3人の計6人体制。3月下旬から高齢者を優先対象とする住民接種を開始し、9月末までの約6カ月間で全市民に2回(のべ約70万回)の接種を行うことを想定している。喫緊の課題として、医療機関との調整や接種会場の確保、接種券の発送に向けた準備などを行う。優先接種の対象となる高齢者は約9万人となる見込みで準備を進める。

 市は25日、ワクチン接種や支援業務にかかる委託料などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算(1億6700万円)の専決処分を行った。

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