埼玉県加須市下高柳と上高柳間の県道久喜騎西線バイパス(BP)の一部約880メートルが完成し、27日、供用が始まった。
県行田県土整備事務所によると、久喜騎西線BPの計画は加須市水深から馬内間約5キロで、今回はその一部。幅員は15メートル。2車線で、片側の道幅は3・25メートル。両側に各3・5メートルの自転車歩行者道が付いている。約880メートル間の総事業費は約13億円。県道加須菖蒲線と県道加須鴻巣線がつながった。
開通により、周辺地域の混雑解消や交通事故の抑制、建設が進められている埼玉県済生会加須病院(来年6月1日開院予定)へのアクセスが向上した。