<新型コロナ>朝霞市、2千円お得の商品券発行 保育士らに一律5万円の慰労金 病院に最大300万円支援
2021/02/02/00:00
埼玉県朝霞市は、新型コロナウイルス感染防止対策事業として、病院や診療所などへの支援金や認可保育所の保育士らに一律5万円の慰労金を支給するなど計18事業を実施する。市内の会社役員から「コロナ感染防止策として医療機関などに役立ててほしい」と寄付された1億円を含めた同事業費約計3億1291万円を2020年度一般会計補正予算案として、1月29日の臨時議会に提案し、原案通り可決された。
主な事業は、新型コロナウイルスワクチンの接種準備事業(約5700万円)、6千円分を4千円で販売するプレミアム付き商品券の発行(約6820万円)、間仕切りや消毒液などの感染防止対策を実施している飲食店に一律10万円の奨励金(3千万円)、給食費など学費を補助する就学援助制度の認定世帯の児童1人に対して3万円を給付する。
寄付された1億円は、病院に対し、病床数に応じて100万円から300万円、診療所と薬局に一律15万円の支援金、認可保育園や小規模保育施設、学童クラブなどに従事する保育士を対象に1人5万円の慰労金、通所や入所などの介護事業所と障害者支援施設に一律15万円の支援金の原資に活用する。