埼玉県久喜市商工会は市内の飲食店支援の一環として、地域店舗のテークアウト（持ち帰り）・デリバリー（出前・配達）情報を紹介するキャンペーン「くきのごはん」を2月末まで実施している。

　コロナ禍の支援策として昨年実施したキャンペーンの第2弾。市内で飲食店を営む74店のテークアウト・デリバリーメニューをインターネット上で紹介している。

　同商工会本所、支所や市役所でクーポン券が5枚付いたチラシを配布。店舗で1会計千円以上利用した場合、クーポンを使用し200円の割引を受けることができる。

　商工会によると、飲食業は緊急事態宣言を受け、夜間の営業自粛を余儀なくされ、大きな打撃を受けているという。今回のキャンペーンは参加店舗が前回より10件増えたが、内訳は新規が20店増え10店が減った形。休業などで連絡が取れていない店もあるという。

　同商工会はネット上で今後も参加店を増やし、メニューの変更を更新していく予定。「この機会に地元の味をぜひ味わってほしい」と利用を呼び掛けている。

　問い合わせは、同商工会（電話0480・21・1154）へ。