JR武蔵野線で人身事故 男性死亡…駅で電車にひかれる 夜のホームで悲劇、最大94分の遅れ 男性はジャンパーに運動靴、ポケットに100円玉5個のみ入っていた
2024/03/29/07:18
27日午後9時55分ごろ、新座市野火止5丁目、JR武蔵野線新座駅構内で、男性が府中本町発東京行き下り普通列車(8両編成)にひかれ、全身を強く打って死亡した。新座署で身元の確認を急ぐとともに、事故原因を調べている。
JR東日本によると、同線は府中本町―西船橋間で運転を見合わせ、同11時25分ごろ再開した。後続列車は上下11本が最大94分遅れ、上下5本が運休、乗客約9千人に影響が出た。
同署によると、男性は年齢70~80代ぐらい。黒色のジャンパーにズボン、青色の運動靴を履いていた。ポケットに100円玉5個が入っていた。ホームから男性が線路上に入るのを運転士が発見し、急ブレーキをかけたが、間に合わなかった。現場の状況から、同署は飛び込み自殺の可能性が高いとみて調べている。