生徒へのわいせつや体罰…学校での教職員処分が深刻化 県教育局、不祥事防止の新プログラムを策定
2021/02/06/00:00
埼玉県の高田直芳教育長は5日の定例会見で、昨年度の教職員の懲戒処分が過去10年で最多となるなど学校における不祥事が深刻化していることを受け、教員としての当事者意識を高く持つよう働き掛ける新たな不祥事防止研修プログラムを策定したと発表した。高田教育長は4日に中学校教諭を生徒へのわいせつ行為で懲戒免職処分としたことに触れ、「教育への信頼を著しく傷つけ、とりわけわいせつ行為は被害生徒の心と体に重い傷を負わせるもので言語道断」と述べ、不祥事全般の根絶へ意欲を示した。