<新型コロナ>6人死亡、206人感染 7日連続で300人下回るも、クラスター医療機関などで広がる
埼玉県などは6日、新型コロナウイルスに感染した6人が死亡、新たに206人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県が148人、県内の感染者数は7日連続で300人を下回った。死者は県が発表した行田中央総合病院の入院患者1人を含む60~80代の男女4人と、越谷市が発表した70~80代の男性2人。
これまでに確認された感染者は2万6525人(チャーター便帰国者含む)、死者は405人(6日午後7時現在)。
5日午後9時時点の重症者は65人、感染者の入院は917人、ホテル療養321人、自宅療養2163人。退院・療養終了は2万2291人。
県管轄で詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女114人。三郷市の40代男性は尾内内科神経科病院の患者で、同病院の感染者は計98人。寄居町の90代女性は県内高齢者施設の入所者で、同施設の感染者は計40人となった。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女21人。うち13人は家庭内や職場などで陽性者と接触があった。50代男性は市内の幼稚園に勤務する職員で、同園に通う10歳未満の男児の感染も確認された。同園では職員1人の感染が2日に判明しており、職員と園児計約30人の検査を実施していた。
川口市によると、感染が判明したのは未就学児1人を含む10歳未満~90代の男女18人。クラスター(感染者集団)が発生していた特養「さくらの里」で新たに20代女性職員の感染が判明し、同施設での感染者は計17人となった。
越谷市は男性2人の死亡を発表した。市によると、新たに感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~80代の男女14人。クラスターが発生している市内の医療機関では、新たに40代の女性職員と70~80代の患者2人の感染が確認され、同医療機関の感染者は計21人となった。
川越市によると、新たに感染が判明したのは、市内の30~70代の男女計5人。PCR検査の結果、4日と5日に陽性が判明した。