信じられない…ローザンヌバレエ、さいたまの18歳が5位入賞 5歳から始め、将来の夢は「世界で活躍」
2021/02/08/00:00
若手バレエダンサーの登竜門、スイスの第49回ローザンヌ国際バレエコンクールの最終選考が6日午後(日本時間同日夜)行われ、米国のバレエ専門学校に在籍するさいたま市の淵山隼平さん(18)が5位に入賞した。
ローザンヌ国際バレエコンクールで5位に入賞したさいたま市の淵山隼平さん(18)は7日、埼玉新聞の電話取材に「自分が入賞したという実感がまだなく、驚いている。信じられない」と興奮気味に話した。
淵山さんはさいたま市立大宮東小学校、大宮東中学校を卒業。母親の影響で5歳からバレエを始め、同市大宮区の「アクリ・堀本バレエアカデミー」でこれまで13年間、レッスンを受けた。アカデミーでは、バーレッスンをはじめとした基礎が何よりも大切で、積み上げた基礎がテクニックにつながることを学んだという。
今回のコンクールはビデオ審査形式で行われた。「本当は現地に行ってさまざまなことを体験し、吸収したかった。新型コロナの影響の中でも、コンクールを開催していただいたことに感謝している」と淵山さん。
自分自身を「ジャンプが力強く、元気なバレエダンサー。表現力はこれからもっと身に付けたい」と評し、今後の取り組みを挙げた淵山さん。将来の夢を「クラシックだけでなく、さまざまななジャンルで、世界で活躍できるようになりたい」と力強く話した。