埼玉新聞

 

悲願成就!南北の通行が便利に 東武野田線・七里駅の北口と南北自由通路の供用開始 「地区の新たな顔に」

  • 東武七里駅の駅舎橋上化・北口駅前広場の完成記念式典でテープカットする関係者=3月31日午後、埼玉県さいたま市見沼区風渡野

    東武七里駅の駅舎橋上化・北口駅前広場の完成記念式典でテープカットする関係者=3月31日午後、埼玉県さいたま市見沼区風渡野

  • 東武七里駅の駅舎橋上化・北口駅前広場の完成記念式典でテープカットする関係者=3月31日午後、埼玉県さいたま市見沼区風渡野

 埼玉県さいたま市見沼区の東武野田線(アーバンパークライン)七里駅の駅舎橋上化・北口駅前広場の完成記念式典が3月31日、同広場で開催された。清水勇人市長、地元選出の衆院議員、県議、市議、駅長らが出席してテープカットが行われ、同駅北口と南北自由通路の供用が開始された。

 市区画整理支援課によると、同駅改札は南側1カ所のみで、線路北側の利用者は250メートル以上離れた踏み切りを渡る必要があり、駅へのアクセス性が低いと指摘されていた。市は東武鉄道と協力し、2020年3月から事業に着手。新駅舎の南口は今年2月10日から、暫定供用が始まっていた。

 清水市長は式典で、「七里駅は地区の新たな顔となる玄関口として、誰もが快適に利用できる施設に生まれ変わった。今後も地元の皆さんと協力し、安心安全に暮らせるまちにつながっていくと確信している」とあいさつした。

 七里駅舎橋上化と北口駅前広場の整備は地元の長年の悲願だった。七里商工会の水村光一会長(64)は「駅南口の渋滞が解消され、非常に便利になる。まちがどんどん変わり、発展していくと思う」と期待していた。

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