埼玉新聞

 

「春待桜」満開に 樹齢300年?500年? 地域に愛されるシダレザクラが見頃 神川・瑞巌寺、ライトアップも

  • 満開を迎えたシダレザクラ=埼玉県神川町八日市「瑞巌寺」

    満開を迎えたシダレザクラ=埼玉県神川町八日市「瑞巌寺」

  • 満開を迎えたシダレザクラ=埼玉県神川町八日市「瑞巌寺」

 埼玉県神川町八日市の瑞巌寺でシダレザクラが見頃を迎えている。地域の人たちは「春待桜」と呼び大切にしている。

 シダレザクラの樹齢は約300年。「500年ぐらいたっている」と説明する人もいる。高さは約10メートル、直径約50センチの幹からは笠鉾(かさほこ)状に枝が広がり、垂れ下がる枝も見栄え十分だ。3月24日ごろから咲き始めたという。地域住民によると、檀家の人たちが世話をするようになってから、木も元気になったと話している。

 毎年開花を楽しみにしている近くの男性(73)は自宅から桜が見え、「雨が上がった22日の夕方には木が一面、白くなっていました」と話していた。ライトアップも行われている。

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