県公立高校の志願者数、全日制は1・10倍 市立浦和で1・99倍 大宮の理数科は2・68倍
2021/02/17/00:00
埼玉県は16日、2021年度の県公立高校の入学者志願者数を発表した。全日制は139校の入学許可予定者3万6040人(転編入学者らを除く)に対し、3万9475人が志願。倍率は1・10倍で前年度比0・02ポイント下落した。定時制は2080人の入学許可予定者数(同)に対し、1059人が志願。倍率は0・51倍だった。
全日制の普通科は、2万6479人の入学許可予定者数に対し3万169人が志願し、倍率は1・14倍。専門学科は7856人に対し7686人(倍率0・98倍)、総合学科は1705人に対し1620人(同0・95倍)が志願した。
全日制の普通科で倍率が最も高かったのは、市立浦和で1・99倍。川口市立1・81倍や川越南1・77倍が続いた。専門学科では大宮の理数科の2・68倍だった。倍率が1・00倍を下回ったのは普通科で前年度より6校多い33校。専門学科は33校38学科、総合学科は6校で、いずれも前年より増加した。志願先変更の受け付けは18、19日。学力検査は26日、一部の学校では実技検査や面接が3月1日に実施される。インフルエンザなどによる追検査は3日、新型コロナウイルスによる特例追検査は12日に行われる。合格発表は8日。