<新型コロナ>さいたま市、4万2459人にPCR検査へ 医療機関、高齢者施設の職員ら
2021/02/19/00:00
埼玉県さいたま市は17日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、市内の入所型高齢者施設、入所型障害者施設、医療機関の従業員と新規の入所者、入院患者らを対象にPCR検査を行うと発表した。対象人数は4万2459人で、2月中旬から3月中旬にかけて実施し、予算規模は計約2億4800万円。迅速な検査で施設や病院内の感染対策の充実を図る。国の方針に基づく事業で、国が半額を助成する。
市保健所などによると、市内の入所型高齢者施設は約500カ所で従業員2万3千人、新規入所者3600人。入所型障害者施設は約100カ所で従業員2092人、新規入所者200人。医療機関は約70カ所で従業員1万2767人、新規入院患者800人をそれぞれ見込んでいる。検査費用は無料で初診料などは自己負担となる。