埼玉新聞

 

<新型コロナ>逼迫する医療機関や高齢者施設を中心に 明治安田生命がさいたま市に100万円を寄付

  • 清水さいたま市長(右から2人目)に新型コロナ対策の寄付を贈呈した明治安田生命岸本埼玉本部長(同3人目)=さいたま市役所

 明治安田生命浦和支社(松井毅支社長)と大宮支社(池田浩二支社長)は17日、新型コロナウイルス対策に役立ててもらおうと、さいたま市に100万円を寄付した。

 今回の寄付は、同社が昨年4月から展開している「地元の元気プロジェクト」の一環で、同年5月に行った「地元の元気応援募金」の2回目となる。

 贈呈式で岸本司郎同社常務執行役員埼玉本部長が、清水勇人さいたま市長に寄付金の目録を手渡し、清水市長から感謝状が贈られた。

 岸本本部長は「さいたま市と昨年締結した包括協定で、健康増進活動、青少年育成事業、市内企業の健康経営の促進、ビジネスマッチングなどを行っていきたい」と、話した。

 清水市長は「今年で合併20年を迎え、132万市民の住みよい街を目指してさまざまな地域の課題に取り組んできた。浄財は逼迫(ひっぱく)する医療機関や高齢者施設を中心に新型コロナ対策に活用したい」と述べた。

 同社は、昨年実施した募金活動で全国1210団体・組織に約5億2千万円を寄付した。今回の寄付は全国748自治体(47都道府県701市区町村)に総額約2億円を予定している。本県では40自治体に約880万円を寄付する。

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