埼玉新聞

 

深谷ねぎが1位、埼玉ブランド農産物総選挙 2位は狭山茶 県民が投票、来県者に味わってほしい農産物

  • 埼玉ブランド農産物総選挙のプレゼント当選者に、篠崎豊県農林部長(後列右)と永島朗JA県中央会専務理事(同左)から県産野菜セットなどが贈られた=18日午後、県庁

 県は、県民が来県者に味わってほしい埼玉ブランド農産物を投票する「埼玉ブランド農産物総選挙2018」を実施し、「深谷ねぎ」が1位に決定したと発表した。

 前回までは各品目を対象としていたが、今回から個別銘柄を投票の対象とした。6534人が投票(複数投票可)した結果、深谷ねぎが2418票を獲得した。2位は「狭山茶」(2304票)、3位はナシの「彩玉」(1758票)、4位はサツマイモの「川越いも」(1672票)」、5位は「彩の国黒豚」(1432票)と続いた。

 投票者の中から抽選で60人に県産野菜セットなどをプレゼント。18日、県庁で贈呈式が行われ、県農林部の篠崎豊部長は「(県産農産物は)地産地消で県民の皆さまに食べていただくのが中心だが、マーケットとしては少しでも広がりがあった方が良い。県民から関東へ、関東から全国的なブランドになってほしい」と話した。

 同総選挙は県とJAグループさいたまが主催し、昨年8月17日~11月30日にインターネットなどで投票を受け付けた。

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