<新型コロナ>感染友人と出掛けた男性も…59人感染3人死亡 4クラスター拡大 小学校で学年閉鎖に
2021/02/25/00:00
埼玉県などは24日、新型コロナウイルスに感染していた60~90代の男女3人が死亡、新たに59人の感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者が60人以下となるのは、43人だった昨年11月24日以来、約3カ月ぶり。新規感染者の内訳は県発表が40人、さいたま市4人、川口市8人、川越市4人、越谷市3人。
これまでに確認された感染者は2万8921人(チャーター便帰国者含む)、死者は534人(24日午後6時現在)。
23日午後9時時点の重症者は36人、感染者の入院は741人、ホテル療養222人、自宅療養591人。退院・療養終了は2万6674人。
県によると、県管轄では90代男性、60代女性、70代男性の3人が死亡した。感染の詳細が判明したのは未就学児から80代の男女40人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の2医療機関と1高齢者施設で職員と患者、入所者計6人の感染が判明した。
県感染症対策課は「緊急事態宣言の効果が出ており新規感染者は減っているが油断は禁物。『緩み』がないか、検証が必要」としている。
さいたま市によると、感染が判明したのは30~90代の男女4人。60代男性は都内にある障害者施設の職員で、既に同居家族が陽性だった。90代男性は一緒に出掛けた市外の友人が感染していた。
川口市によると、感染が判明したのは10~80代の男女8人。市立小学校に通う児童1人の感染が判明し、同校は当面の間、学年閉鎖にした。
川越市によると、感染が判明したのは20~60代の男女4人。クラスターが発生している認知症対応型高齢者グループホームから入所者1人が感染した。
越谷市によると、感染が判明したのは20~70代の男女3人。