イオンモール与野、交通安全運動のイベントを開催 西武ライオンズ黄金時代を支えた有名元選手が登場、一日署長に就任 運動期間“後半戦”に向けて始球式
2024/04/12/22:02
埼玉県警浦和西署は9日、さいたま市中央区の「イオンモール与野」で元西武ライオンズ投手の松沼博久さんを一日警察署長に迎えて、春の全国交通安全運動のイベントを開いた。
イベントではトークショーのほか、交通安全運動期間の“後半戦”に向け、松沼さんによる事故防止への決意を込めた始球式などが行われた。松沼さんは「埼玉県から交通事故がゼロになるように、みんなで頑張って達成しましょう」と呼びかけた。
同署の池田賢次署長は「悲惨な交通事故を1件でも起こさないように、街頭の指導取り締まりを強化し、交通関係団体の皆さんと力を合わせて交通ルールの啓発活動を推進していきたい」と力を込めた。
松沼さんは1978年にドラフト外で西武に弟の雅之さんと同時に入団。「兄やん」の愛称で親しまれ、アンダースローから浮き上がる直球を武器に1年目(79年)から16勝をマークし新人王に輝き、82年には同球団の初優勝に貢献するなど西武の黄金時代を支えた。現在は野球解説者などを務めている。