妻出頭、ほぼ同時に夫が119番…同居の母親に暴行か、容疑で夫婦を逮捕 母親は全身にあざ、すでに死亡
2024/04/13/10:07
同居する母親(86)に暴行を加えたとして、埼玉県警上尾署は12日、暴行の疑いで、上尾市上尾村、自称トラック運転手の男(61)と妻で無職の女(59)を逮捕した。母親は死亡した。署は遺体を司法解剖するなどして、暴行と死亡の関連を調べる。
逮捕容疑は共謀の上、4月11日、集合住宅の室内で同居する母親に対して、全身を殴打するなどの暴行を加えた疑い。いずれも容疑を認めているという。
署によると、母親は両容疑者との3人暮らし。11日午後5時28分に女が上尾署に出頭。ほぼ同時刻に男が119番し、駆け付けた救急隊が「家屋内で86歳女性が意識、呼吸がない」と110番した。母親は室内で倒れていて、救急隊が到着時にはすでに死亡していた。両容疑者の供述や遺体の外傷の状況などから暴行した事実を特定した。素手で殴打したとみられ、母親の全身にあざがあったという。
署は犯行に至った経緯を詳しく捜査している。