<新型コロナ>さいたまの小中学生が感染、校内で濃厚接触なし 97人感染6人死亡 4クラスター広がる
2021/03/01/00:00
埼玉県などは28日、新型コロナウイルスに感染していた70~90代の男女6人が死亡、新たに97人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が61人、さいたま市17人、川口市14人、川越市1人、越谷市4人。
これまでに確認された感染者は2万9348人(チャーター便帰国者含む)、死者は565人(28日午後6時現在)。
27日午後9時時点の重症者は37人、感染者の入院は696人、ホテル療養252人、自宅療養305人。退院・療養終了は2万7169人。
県によると、県管轄では県内の高齢者施設入所者1人を含む80~90代の男女4人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、未就学児~90代の男女52人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の医療機関4カ所で、職員と患者計5人の感染が確認された。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10~90代の男女17人。市内の小中学校に通う女子児童と女子生徒は同居家族に陽性者がいた。学校関係で濃厚接触者はいないという。ほかに90代女性など6人が家庭内で感染したとみられている。
川口市によると、県内医療機関に入院していた70代の男性が27日死亡した。感染が判明したのは、未就学児2人を含む10歳未満~80代の男女14人。市内2カ所の公立保育所で職員1人ずつの感染が判明し、3月1日から当面の間、当該保育所を臨時休所することを発表した。
川越市によると感染が判明したのは、自営業の20代男性1人。同居家族は3人で、うち1人の陽性が判明していた。男性は宿泊施設で療養中。
越谷市によると、県内の医療機関に入院していた70代男性が27日に死亡した。感染が判明したのは20~70代の男女4人。うち3人は職場や知人に陽性者がいた。