埼玉新聞

 

一番人気のクッキーで飾り 台風の被災地を応援、長野のリンゴ使ったパウンドケーキ 本庄でオンライン販売

  • 台風19号の被災農家を支援するため開発されたりんごのパウンドケーキ(ハートソング提供)

 埼玉県本庄市児玉町共栄で焼き菓子と自家製シロップを製造販売する「ハートソング」は3日から、2019年の台風19号で被害を受けた長野県内の農園から仕入れたリンゴを使ったパウンドケーキ「リンゴとウサギのcake」をオンライン販売する。

 台風19号の記録的豪雨で長野市を流れる千曲川の堤防が決壊し、周辺は甚大な被害に遭った。「ハートソング」の店長、渡辺美津子さんは被災地を応援するため、おいしく食べて支援につながる商品開発に取り組んだ。

 パウンドケーキは横20センチ、縦6センチ、厚さ4センチ。リンゴをピール状にして生地に練り込んみ、食感も楽しめる。ケーキの上には店で一番人気の全粒粉で作ったウサギのクッキーを飾り付けた。

 渡辺さんは「協力が得られればうれしいです」と話している。価格は税込みで1700円。販売は3月末まで。同店の営業は木、金、土曜日の午前11時から午後6時まで。

 問い合わせは、ハートソング(電話0495・72・9586)へ。

ツイート シェア シェア