児玉署（小菅誠署長）は振り込め詐欺被害を未然に防止したJA埼玉ひびきの児玉支店の関口修支店長と窓口担当の茂木百合子さんに感謝状を贈呈した。

　同署によると、昨年12月19日に窓口を訪れた高齢男性が「息子から財布をなくしたと電話があり、200万円何とかならないかと言われてお金を下ろしにきた」などと説明。2人は振り込め詐欺を疑い、警察署に通報して振り込め詐欺被害を未然に防いだという。

　2人は「今後も高額な引き落としや解約するお客がいれば、警察に協力していきます」と話していた。

　同署管内は昨年12月26日現在、前年より2件多い5件（被害総額2727万円）の詐欺被害が発生している。