児玉郡市広域消防本部は3日、勤務中に上司や同僚の財布から現金約17万円を盗んだ上里分署の男性消防士(26)を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表した。消防士は同日付で依願退職した。
同本部によると、消防士は昨年2月2月から今年1月にかけて、勤務中に上司や同僚計8人の財布から複数回にわたり現金計約17万円を盗んだ。財布はそれぞれの個人のロッカーや机、事務所に置いていたバッグの中にあったという。昨年12月、同僚が現金10万円のうち2万円がないことに気付き、同本部総務課が消防士に聞き取り調査をしたところ、盗んだことを認めた。盗んだ金は生活費に充てていたという。