辞職…女性市議、緊急宣言中に夜9時半過ぎまで飲食店でビール 入院する店関係者に見舞金も渡す
2021/03/04/00:00
埼玉県飯能市議会議員の山田利子氏(73)=共産、6期目=は3日、平沼弘議長宛てに辞職願を提出し、許可された。
山田市議は3月定例会最終日の同日開かれた代表者会議で、緊急事態宣言期間中の2月22日午後8時前、市内の飲食店を、入院中の店主の父親の見舞いのために訪問。その際に見舞金を持参し、ビールなどの飲食物の提供を受け、午後9時半すぎまで店内に滞在していたことを説明した上で、「一身上の都合で辞職する」と辞職願を出した。
山田市議は取材に「党とも相談して速やかに辞職した方が良いと判断した。見舞金については葬儀と同様に考えていて公職選挙法に違反するとの認識が甘かった。また午後8時を過ぎたら飲食店からすぐに帰ってくるべきだった」と話した。