埼玉新聞

 

<新型コロナ>123人感染7人死亡 さいたま市立小で計12人…3クラス学級閉鎖 保育所クラスター発生

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは4日、新型コロナウイルスに感染していた60~90代の男女7人が死亡、新たに123人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が76人、さいたま市19人、川口市19人、川越市4人、越谷市5人。

 これまでに確認された感染者は2万9731人(チャーター便帰国者含む)、死者は598人(4日午後6時現在)。

 3日午後9時時点の重症者は39人、感染者の入院は614人、ホテル療養236人、自宅療養98人。退院・療養終了は2万7808人。

 県によると、県管轄では60~90代の男女6人が死亡した。4日に詳細が判明したのは未就学児~90代の男女59人。クラスター(感染者集団)関連では、狭山中央病院とふじみ野介護老人保健施設ベテラン館でそれぞれ1人の感染が確認され計72人、計46人となった。その他、県内の医療機関3カ所で関係者それぞれ1人の感染が判明した。

 さいたま市によると、60代男性が2日に死亡した。基礎疾患などは遺族の意向で非公表としている。市内の死者は70人。感染が判明したのは10歳未満~70代の男女19人。市立小学校の10歳未満の女子児童と10代の男子児童の陽性が分かり、同校の感染者は教諭2人と児童10人の計12人となった。市教委によると、3クラスが学級閉鎖している。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満の未就学男児から70代の無職女性まで19人。民間保育所の職員1人の感染が判明し、同園は当分の間、休園する。市立保育所でクラスターが発生し、2月27日から今月4日までに計9人(保育士ら職員3人、園児6人)の感染が分かった。1日から休園している。保育所のクラスターは2カ所目。

 川越市によると、感染が判明したのは市外在住者1人を含む20~60代の男女4人。

 越谷市によると、感染が確認されたのは、20~50代の男女5人。

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