埼玉新聞

 

不正行為の元職員に損害賠償求め、和光市が訴訟 部下にうそ、虚偽の事業で委託料など支払う

  • 和光市役所=和光市広沢

 埼玉県の和光市が生活保護受給者などから預かった金銭をだまし取ったなどとして、詐欺や業務上横領容疑で逮捕、起訴された元同市企画部審議監の被告(57)=懲戒免職、公判中=が介護職員の定期巡回サービスに絡む情報共有システムの導入事業を巡り、不正行為を行ったなどとして、同市は5日、同被告を相手取り、業者に支払った委託料など計約1700万円の損害賠償を求める訴訟をさいたま地裁に起こした。

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