5日午後6時20分ごろ、埼玉県さいたま市西区佐知川の県道で、近くの無職男性(75)が軽乗用車にはねられ、頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。大宮西署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で、軽乗用車を運転していた川越市笠幡の会社員の男(51)を現行犯逮捕した。
同署によると、現場は信号機のない横断歩道。男の軽乗用車が、横断歩道を徒歩で渡っていた男性をはねた。男は「前を見ていたが、横断歩道の歩行者を見落としてしまった」と話しているという。同署は容疑を過失致死に切り替えて、事故原因を調べている。