<埼玉西武だより>圧巻!ファン出迎える新メーンゲート完成 生まれ変わった場内、巨大な玄関で実感を
メットライフドームの象徴の一つとも言えた1、3塁側入場ゲートが撤廃され、早4カ月。元あった場所からさらに西武球場前駅よりに横幅59・6メートル、高さ5・54メートル(サインを含む高さは7・86メートル)、そして30レーンを誇る巨大ゲートが登場した。
ファンの多くは西武鉄道に乗り、西武球場前駅から球場に向かうが、これからは改札を出れば、圧巻の巨大な玄関がファンを出迎えすることになる。メインゲートの屋根部分には「Saitama Seibu Lions」の文字が堂々と躍り、久しぶりにメットライフドームに訪れたファンは、雰囲気の変わりよう、そして3年がかりの改修工事が終わったことを実感するだろう。
このメインゲートが西武球場前にグッと近づいたことにより、メットライフドーム場内はより広く、そして解放感を覚える空間へと生まれ変わった。
メインゲートを潜れば、そこはまさにボールパークそのもの。1、3塁側を行き来することも可能で、3塁側に進めば5・5メートルのローラースライダーが売りの「テイキョウキッズフィールド」、さらに奥に進めば、新しいフードエリアが出現する。
逆に1塁側に進めば、そこにはルーキーたちによってラッピングされたばかりの「L-train 101」が線路の上に鎮座している。さらに傾斜を登っていければ、そこには真新しいスタジアムが登場する、というわけだ。
いち早く、新ボールパークをファンに体感してほしい―。メットライフドームのメインゲートも、その日を待ちわびるかのように、ファンを迎えるその時を楽しみにしているように見えた。
球団の広報部員は「ここ1カ月、キャンプ帯同などのため、宮崎と高知を2往復するなど、しばらくメットライフドームに行くことができず球場の変化を体感することができなかったのですが、このメインゲートの姿を見て、本当に驚くばかりです。まさに新しい球場に来たような、そんな気持ちにさえなりました。ファンの皆さまはきっと、さまざまな思いでこのメインゲートを潜ると思います。ただ、その先で、新しい感動や夢に出会っていただけるのではないかと信じております」と話している。
(埼玉西武ライオンズ広報部)
=埼玉新聞WEB版=