<新型コロナ>さいたま市立小で感染、担任ら34人検査中…学級閉鎖 クラスターなど106人感染8人死亡
2021/03/10/00:00
埼玉県などは9日、新型コロナウイルスに感染していた男女8人が死亡、新たに106人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が71人、さいたま市23人、川口市5人、川越市5人、越谷市2人。
これまでに確認された感染者は3万229人(チャーター便帰国者含む)、死者は638人(9日午後7時現在)。
8日午後9時時点の重症者は38人、感染者の入院は596人、ホテル療養226人、自宅療養241人。退院・療養終了は2万8210人。
県によると、県管轄では70~100代の女性5人が死亡した。9日に詳細が判明したのは未就学児~100代の男女56人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の医療機関と高齢者施設それぞれ1カ所で関係者計4人の感染が判明した。
さいたま市によると、いずれも市内医療機関に入院していた90代の無職女性2人が2日と8日にそれぞれ死亡した。いずれも高血圧の基礎疾患があったという。市内の死者は73人。感染が判明したのは10~70代の男女23人。市立小学校の10代男児の感染が分かり、同じクラスの児童34人と担任教諭を検査する。市教委によると、同クラスは10、11日を学級閉鎖とする。
川口市によると、20代の会社員男性から60代の自営業男性まで男女5人の感染を確認した。重症者はいない。
越谷市によると、新たに感染が確認されたのは20代の女性2人。1人は会社員で職場に陽性者がいた。
川越市によると、治療を受けていた70代男性が7日に死亡した。新たに10歳未満~90代の男女5人の感染が判明した。