陸上自衛隊朝霞駐屯地は9日、自衛隊車両を整備中に必要な部品交換を怠ったとして、同駐屯地内の第104全般支援大隊所属、40代の1等陸曹と2等陸曹ら男性自衛官3人に対して、減給1カ月10分の1などの懲戒処分を行ったと発表した。
同駐屯地によると、3人は2014年11月ごろから翌15年3月ごろまでの間、同駐屯地内で自衛隊の大型トラックを整備していた際、計5回にわたりホイールシリンダーのカップキットの交換を怠った。17年9月、防衛監察ホットラインが内部通報を受け、内偵捜査をしていた。3人は「作業時間を短縮するためにやった」などと話しているという。