<新型コロナ>埼玉で135人感染、2人死亡 クラスターの食品工場は計25人、保育所では28人に
2021/03/11/00:00
埼玉県などは10日、新型コロナウイルスに感染していた80~90代の女性2人が死亡、新たに135人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が96人、さいたま市19人、川口市11人、川越市4人、越谷市5人。
これまでに確認された感染者は3万364人(チャーター便帰国者含む)、死者は640人(10日午後6時現在)。
9日午後9時時点の重症者は41人、感染者の入院は604人、ホテル療養225人、自宅療養298人。退院・療養終了は2万8253人。
県によると、県管轄では80代と90代の女性2人が死亡した。10日に感染の詳細が判明したのは未就学児~80代の男女74人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の食品工場で関係者2人感染し、計25人となった。県教育局は南部地区の県立学校で児童生徒1人が感染したと発表した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女19人。20代女性は市立中学校の教職員。7日に発熱があり、PCR検査で9日に陽性と分かった。6日以降は出勤していないという。70代女性は市内病院の入院患者で、同病院に勤務する医療職の20代男性も陽性だった。同病院での感染者は計5人となった。
川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女11人。重症者はいない。うち1人は4日にクラスターが確認された市立保育所の園児。同保育所の感染者は28人(園児18人、職員10人)になった。
川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~70代の男女4人。
越谷市によると、感染が判明したのは未就学児を含む60代までの男女5人。