埼玉新聞

 

死んでいた方が楽とも…震災10年、大きく変わった人生 さいたまの避難者支援の事務所で職員ら黙とう

  • 黙とうする中野祐子さん(前列右から2人目)ら=11日午後2時46分、さいたま市浦和区

 東日本大震災から10年となった11日の発生時刻。亡き人の名が刻まれた碑の前、生活を奪った海のそば、いとしい人の存在が感じられるたくさんの場所であの日と向き合い、教訓を伝える大切さをかみしめた。東京電力福島第1原発事故で故郷を離れ、埼玉県内などに避難した人らも思いをはせ、列島では祈りが広がった。

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