埼玉新聞

 

物流網が寸断、平時から震災への備えを 丸和運輸機関・社長、物流支援のノウハウ蓄積 #これから私は

  • 「被災企業や被災者が何を本当に必要としているか、現場の当事者の目線で考えることが重要」と話す和佐見勝社長

  • 被災地の取引先へ救援物資を運んだ後、倉庫の復旧作業を手伝う同社社員=2011年3月18日、宮城県多賀城市(丸和運輸機関提供)

 東日本大震災では人的物的被害だけでなく、物流網の寸断で経済活動や生活も大きく損なわれた。「桃太郎便」で知られる丸和運輸機関(埼玉県吉川市)では、さまざまな災害現場への物流支援の経験をもとに、企業や自治体のBCP(事業継続計画)を物流面から支援するBCP物流に取り組んでいる。(山田浩美)

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