<新型コロナ>クラスターの専門学校は計80人に 埼玉で183人感染、8人死亡 カラオケでの感染も
2021/03/14/00:00
埼玉県などは13日、新型コロナウイルスに感染していた8人の死亡と、新たに183人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表123人、さいたま市37人、川口市17人、川越市4人、越谷2人。
累計感染者は3万828人(チャーター便帰国者含む)、死者は655人(13日午後7時現在)。12日午後9時時点の重症者は48人、感染者の入院は586人、ホテル療養276人、自宅療養326人。退院・療養終了は2万8539人。
県管轄では70代の男女8人が死亡した。詳細が判明した感染者は未就学児~90代の男女138人。クラスター(感染者集団)が発生した関東工業自動車大学校(鴻巣市)では、外国籍の学生18人を含む教職員2人と学生40人の計42人の感染が新たに確認され計80人に。また、新たに県内医療機関で入院患者5人の感染が分かり、同医療機関の関係はいずれも入院患者の計12人となった。
県感染症対策課によると2月下旬以降、感染は増減を繰り返しながらも増加傾向がみられる。13日の発表では、カラオケが原因とみられる感染が20代2人のほか計7人確認された。
さいたま市によると、感染が判明したのは、10歳未満の児童を含む80代までの男女37人。クラスターが発生した松弘会三愛病院(桜区田島)では、これまでに257人が検査を受け、新たに職員と入院患者男女5人の感染が分かった。うち70代清掃員男性と60代看護助手は複数の病棟を往来していたという。同病院での感染者は計13人になった。
川口市によると、10~70代の男女17人の感染が判明。
越谷市によると、市内に住む30代と50代の男性2人の感染が確認された。
川越市によると、50代から70代の男女計4人の感染を確認。このうち70代の2人は夫婦だった。