枯れ葉などに火を付けた疑い、60歳男逮捕 鳩山やときがわで相次いだ山林火災、関与ほのめかす/県警
2021/03/14/00:00
埼玉県鳩山町やときがわ町で山林火災が相次いだ事件で、県警捜査1課と西入間、小川署は13日、森林法違反(放火)の疑いで、ときがわ町大附、無職の男(60)を逮捕した。
逮捕容疑は3月13日午前1時ごろ、ときがわ町大附の山林で、枯れ葉などに火を付け、杉林や竹やぶなど約千平方メートルを焼いた疑い。
同課によると、2月11日と25日、3月8日に鳩山町やときがわ町の山林で、雑草や枯れ葉などが燃える不審火が計6件相次ぎ、県警が警戒していたところ、男の自宅から約200メートル離れた山林で火が出ているのを捜査員が発見。捜査で浮上していた男に事情を聴いたところ、犯行を認めた。「山火事を起こしたことは間違いない。ライターで火を付けた」と供述している。
男はほかの6件の火災についても3件の関与をほのめかしており、県警は関連や動機を調べている。
現場はJR八高線明覚駅から南西に3・3キロの山林。