埼玉県警所沢署は25日、女子中学生に対する不同意性交の疑いで、住所不定、無職の男（32）を再逮捕した。

　再逮捕容疑は7日、交流サイト（SNS）で知り合った県内在住の女子中学生が未成年であることを知りながら「桜を見に行こう」と誘いだし、東京都葛飾区と江戸川区のホテルで性的暴行を加えた疑い。

　同署によると、7日午後0時35分ごろ、女子中学生の母親から「子どもが夜中に外出し帰宅しない」と相談を受け、同日午後9時ごろに江戸川区の路上で、2人でいるところを発見。男を未成年者誘拐の疑いで逮捕していた。男は「性行為をしたことは間違いないが、19歳だと思っていた」と容疑を一部否認しているという。

■2人は電車で移動（以下、初報記事）

　所沢署は8日、未成年者誘拐の疑いで、住所不定、無職の男（32）を逮捕した。

　逮捕容疑は、交流サイト（SNS）上で知り合った県内在住の女子中学生が未成年者であることを知りながら、「桜祭りを見に行こう」と、親に無断で7日午前1時ごろから同日午後9時ごろまでの間、所沢市内から東京都江戸川区内まで電車で連れていくなどした疑い。

　同署によると、男は7日に女子中学生をSNSで初めて誘い出した。親が7日午後0時35分ごろ、「子どもが夜中に外出し帰宅しない」と所沢署に相談。女子中学生のSNSのアカウントなどの痕跡や立ち回り先の防犯カメラの精査などから男の関与が浮上した。同署は7日午後、江戸川区内の路上で、二人でいたところを発見し確保した。

　男は「女の子と一緒にいたことは間違いないが、19歳だと思っていた」と容疑を否認しているという。同署は余罪の有無を調べている。