埼玉新聞

 

ところざわサクラタウンで「eスポーツ」催し プロゲーマー参戦 世界で急成長中の魅力、初心者も楽しむ

  • 屋外広場でeスポーツのエキシビションマッチが行われた=14日、ところざわサクラタウン

 コンピューターゲームなどを使った新たなスポーツ競技として注目が集まる「eスポーツ」の魅力を広めようと、埼玉県所沢市東所沢和田の「ところざわサクラタウン」で13、14日、国内屈指のプロゲーマーを招いた試合や、初心者でもeスポーツやデジタルの世界が楽しめるアトラクションが行われた。

 屋外の中央広場では「青空eスポーツ」と題して特設ステージが設けられ、サッカーJリーグクラブとしていち早くeスポーツに参入した「東京ヴェルディ」の選手がサッカーゲームのエキシビションマッチを行った。入間市出身のひゅーが選手は観客の入った大舞台に緊張した様子も「今年タイのリーグに参戦し、ネット配信もされているので応援してほしい」と呼び掛けた。

 隣接の屋内施設ジャパンパビリオンでは人気格闘ゲームなど五つのタイトルの頂点を決める真剣勝負が繰り広げられた。

 大会を運営するKADOKAWAの藤岡迅彦部長は「コロナ禍で感染対策に十分気を付けながらの開催。eスポーツならではのオンラインという特徴を最大限に生かすことができた。国内市場はまだまだこれからだが、世界では急成長している人気スポーツ。普及のために今後もイベントを企画したい」と話していた。

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