深夜…バイクを見ていた高校生5人を脅迫、手の甲にナイフを押し当てた少年ら2人逮捕 公園で警棒も取り出し、5人から現金1万9800円を強奪 高校生が通報「バイクの持ち主らしき人に奪われた」
2024/04/30/19:05
川口市内の公園で高校生を脅して現金などを奪ったとして、県警少年課と川口署の合同捜査班は22日までに、強盗の疑いで、茨城県結城市結城、自称建設作業員の男(20)と千葉県成田市、トルコ国籍の無職少年(16)を逮捕した。
逮捕容疑は2月9日午後10時12分ごろ、同市西青木4丁目地内の公園で、同市の男子高校生=当時(16)=ら5人に対して警棒を示し、ナイフを手の甲に押し当て「一生残る傷にしてやるよ」などと脅迫し、現金約1万9800円と財布4個など8点(時価合計6500円相当)を強取した疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。
同課によると、高校生らが同公園で停車中のバイクを見ていたところ、男らに「おまえら何見てんだよ」などと話しかけられ、現金などを奪われた。その後、被害にあった男子高校生の1人が「バイクを見ていたら持ち主らしき外国人が現れて、金を出せと言われて財布を奪われた」と110番。防犯カメラの精査などから2人の犯行を特定した。男子高校生らにけがはなかった。