<新型コロナ>再び30代含む8人死亡…クラスター病院の患者も カラオケ客、店員など感染
2021/03/22/00:00
埼玉県などは21日、新型コロナウイルスに感染していた30~90代の男女8人が死亡し、新たに79人の感染を確認したと発表した。新規感染者の内訳は県発表が50人、さいたま市9人、川口市15人、川越市3人、越谷市2人。
これまでに確認された感染者は3万1664人(チャーター便帰国者含む)、死者は689人(21日午後7時現在)。
21日午後9時時点の重症者は35人、感染者の入院は547人、ホテル療養300人、自宅療養278人、退院・療養終了は2万9671人。
県によると、死亡した8人はいずれも県管轄で、感染の詳細が判明したのは10~90代の男女57人。クラスター(感染者集団)が発生している関東工業自動車大学校(鴻巣市)で学生12人の感染が確認され、計140人になった。カラオケ関連では高齢の客や従業員ら4人の感染が分かった。
さいたま市によると、感染が判明したのは10~80代の男女9人。うち80代女性は、クラスターが発生している松弘会三愛病院(桜区田島)の入院患者。20代男性の会社役員と会社員は市内の同じ会社に勤務していた。
川口市によると、感染が判明したのは20~70代の男女15人。うち60代男性の市内医療関係者の感染も確認された。
越谷市によると、自営業とアルバイトの60代女性2人の感染が判明した。
川越市によると、感染が判明したのは、いずれも市内居住で無職の70代の男性と60代の女性の夫婦、50代の会社員男性の男女3人。3人とも同居家族に感染者が確認されていた。夫婦は入院し、50代の男性は入院を前提に調整している。