埼玉新聞

 

熊谷総合病院、新病棟の竣工式 予防から在宅まで、切れ目なく繋ぐ医療体制整える 4月1日オープン

  • 新病棟完成の竣工記念式典であいさつする橋本郁郎理事長=熊谷総合病院

 熊谷市中西の熊谷総合病院(橋本郁郎理事長)は23日、病院南側に4月1日オープンする「新病棟」の竣工記念式典と内覧会を行った。

 地上7階建ての新病棟は310床、4階に回復期リハビリテーション病棟、5階に地域包括ケア病棟を備え、予防から急性期、社会復帰に向けた回復期、在宅まで切れ目なく繋ぐ医療体制を整えた。

 橋本理事長は、昨年夏にオープンしたPET総合検診棟に続き、最大の課題であった老朽化した病棟施設の再整備工事が無事完了したことを報告。「県北部の中核医療機関として、各医療、介護機関と連携しながら地域完結型医療の実現を目指していきたい」とあいさつした。

 今回の新病棟はリニューアル工事の2期目で今後、西側に新玄関棟を建設し、2020年秋にグランドオープンする。

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