埼玉県などは22日、新型コロナウイルスに感染していた男女2人が死亡、新たに60人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は、県発表が28人、さいたま市11人、川口市16人、川越市3人、越谷市2人。

　これまでに確認された感染者は3万1724人（チャーター便帰国者含む）、死者は691人（22日午後7時現在）。

　21日午後9時時点の重症者は35人、感染者の入院は547人、ホテル療養300人、自宅療養278人。退院・療養終了は2万9671人。

　県によると、県管轄では80代の男性2人が死亡した。22日に詳細が判明したのは10～80代の男女22人だった。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10～80代の男女11人。10代男性は県立高校の生徒で、家族内感染だった。16日まで登校して20日に発症しており、学校に濃厚接触者はいないと判断された。春日部市の80代無職男性は重症。

　川口市によると、新たに10歳未満～80代の男女16人の感染が確認された。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは2人で、川口市の60代女性と草加市の20代男性。

　川越市は同市とさいたま市の30～70代の男性2人、女性1人の計3人が感染したと発表した。