埼玉新聞

 

祭り×クラフトビール! 「FEST365」に2種が新たに仲間入り 秩父の祭りイメージ「苦手な方も飲みやすい」

  • クラフトビール「FEST365」5種を紹介する矢尾本店の豊田哲也取締役=1日、埼玉県秩父市別所の酒づくりの森

    クラフトビール「FEST365」5種を紹介する矢尾本店の豊田哲也取締役=1日、埼玉県秩父市別所の酒づくりの森

  • クラフトビール「FEST365」5種を紹介する矢尾本店の豊田哲也取締役=1日、埼玉県秩父市別所の酒づくりの森

 埼玉県秩父市別所の酒造会社「矢尾本店」が販売する、秩父地域のさまざまな祭りとコラボレーションしたクラフトビールブランド「FEST365」に、新商品「2月3日のごもっともさま」と「8月15日の瀞(とろ)あかり」の2種が仲間入りした。24日に販売予定の瀞あかりは、西武秩父駅前温泉「祭の湯」の特設会場で3~5日に行われるイベント「秩父クラフトビアフェス」で、先行して味わえる。

 FEST365は、同社の地酒「秩父錦」の米ぬかや酒粕などを原料に含み、米の香りが堪能できるクラフトビール。昨年、秩父川瀬祭の「7月20日の水しぶき」、秩父音頭まつりの「8月14日のこぉらしょっ」、秩父夜祭の「12月3日のホーリャイ」の3種を販売。今年2月に、三峯神社節分祭の「ごもっともさま」が加わり、今月に長瀞船玉まつりの「瀞あかり」がデビューして計5種になる。

 ごもっともさま(330ミリリットル、税抜き700円)は、数種のホップの豊かな苦みと芳醇な果実味が特徴。瀞あかり(同620円)は、長瀞船玉まつりの万灯船と灯籠の幻想的な光を、みずみずしい柑橘の香りと心地よい酸味で表現した。

 同社の豊田哲也取締役は「5種ともビールが苦手な方でも飲みやすい。秩父地域には年間300もの祭りがあるので、今後もシリーズを増やしていく」と話していた。

 3~5日開催の秩父クラフトビアフェスでは、矢尾本店や秩父麦酒(秩父市下吉田)などが手がける秩父のクラフトビール17銘柄が楽しめる。時間は午前11時から午後4時まで。

 ビアフェスに関する問い合わせは、祭の湯(電話0494・22・7111)へ。

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