日本一の桜回廊、満開へ さいたま・見沼田んぼ用水路沿い、距離開け人々満喫 桜のアーチ長さ20キロ超
2021/03/28/00:00
埼玉県さいたま市緑区や見沼区などの見沼田んぼの用水路沿いに広がる「日本一の桜回廊」で桜がほぼ満開となり、鮮やかな春の色を演出している。
桜回廊は2013年度から「サクラサク見沼田んぼプロジェクト」として地元市民や団体が植樹し、総距離20キロ超になった。市によると、17年3月に青森県弘前市にある20キロの桜並木を超え、桜の下を散策できる回廊として日本一の長さになったという。ソメイヨシノのほかミヤビザクラやエドヒガンなど、異なる品種を植えたため開花時期がずれ、桜を長い期間楽しめる。
今年は新型コロナの影響で宴会は中止のため、訪れた人は人との距離を開けながら歩いて桜のアーチをくぐり抜け、春の訪れを全身で感じていた。