関越道の寄居スマートIC、上下線で全面開通 推計交通量は1日2300台 物流、企業進出に期待
2021/03/29/00:00
関越自動車道の寄居スマートインターチェンジ(IC)上り線(埼玉県深谷市本郷)が完成し、開通式が28日行われた。下り線(埼玉県寄居町用土)は2019年3月に先行開通しており、上下線で全線開通した。
スマートICはETC専用のインターチェンジ。寄居スマートICは深谷市、寄居町、美里町とNEXCO東日本関東支社が建設した。関越道の本庄児玉と花園の両ICの間に位置し、寄居パーキングエリアに接続している。2012年に実施計画が立てられ、用地買収や工事が進められていた。
寄居スマートICの推計交通量は上下線で1日2300台。周辺に進出した企業の物流の効率化や、今後さらなる企業進出が期待されている。
午前10時から行われた式典では、小島進深谷市長、花輪利一郎寄居町長、原田信次美里町長がテープカット。高速隊を先導車として、3首長が乗車した乗用車が通り初めをして、午後3時から開通した。