埼玉新聞

 

<新型コロナ>小学生5人感染…蕨で同じ児童施設を利用 教諭など埼玉102人感染 7日連続100人超

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは29日、新たに102人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。7日連続で100人を超えた。新規感染者の内訳は県発表が59人、さいたま市10人、川口市26人、川越市3人、越谷市4人。

 これまでに確認された感染者は3万2569人(チャーター便帰国者含む)、死者は699人(29日午後6時現在)。

 29日午後9時時点の重症者は37人、感染者の入院は494人、ホテル療養320人、自宅療養351人。退院・療養終了は3万481人。

 県によると、県管轄で詳細が判明したのは10歳未満~90代の男女43人。仕事関係の他県の陽性者と会食した男性1人が感染した。蕨市では同じ児童施設を利用している小学生5人が感染した。県の担当者は「孤発例が増えており、そこからクラスター(感染者集団)や市中感染につながる可能性があり、注意が必要だ」と話した。また、南部地区の県立学校では30代の男性教職員の感染が確認された。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10~60代の男女10人。家庭内感染が4人、6人の感染経路を調査している。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女26人。重症者はいない。

 川越市によると、感染が判明したのは10歳未満~40代の男女3人。いずれも同居家族に陽性者がいた。

 越谷市によると、感染が判明したのは20~70代の男女4人。20代の会社員男性は職場で感染した。

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