銀行員が自殺…異動先で未経験業務、怒鳴って叱責する上司「数字が上がらない」 返事以外の発言がはばかられる環境、追い詰められた25歳 労災認定、遺族「命を落とすまで数字を追わせるのでしょうか」
2024/05/08/09:22
東和銀行(前橋市)の川越支店に勤務していた男性行員=当時(25)=が2017年に自殺し、川越労基署から労災認定されていたことが7日までに、関係者への取材で分かった。認定は昨年8月10日付。異動後の未経験業務に加え、日常的に強い口調で叱責(しっせき)されるなど上司によるパワーハラスメントにより心理的負荷が重なったとされる。