浦和カップ、浦和西は3勝1分けで準決勝へ 浦和ユースも3勝1敗で進出 31日に準決勝と決勝、対戦は
(第2日、30日・レッズハートフルフィールド駒場ほか=埼玉新聞社共催)
予選リーグA~D組の残り22試合が行われ、県勢でB組の浦和西とC組の浦和ユースが31日の準決勝に進んだ。
浦和西は矢板中央(栃木)に3―1、市浦和を4―0で退けて3勝1分け。浦和ユースは高崎健康福祉大高崎(群馬)に3―0、国学院久我山(東京)を1―0で下して3勝1敗だった。
そのほか県勢はA組の武南、B組の大宮ユース、D組の浦和東がそれぞれ各組で2位となった。
■新2年生らが4得点
浦和西は1位突破が懸かる最終戦で、この春2年生になる選手たちの計4得点で市浦和に快勝。市原監督は「お互い控え中心で序盤は出方をうかがっていたが、2点取ってからよくなった」と手応えを口にした。
前半19分、CKの流れで前線に残っていた右SBの米田が「この大会でアピールしたかった」と安倍の左クロスに頭で合わせて先制。1分後には「前が空いていた」と片野が積極的なミドルシュートで追加点を奪った。
後半にはオフザボールの動きを仲間から指摘されていた岡本が、汚名返上とばかりに14分、21分といずれも左足を振り抜いて2得点。「チームに貢献できる選手になりたい」と力を込め、31日の準決勝に向けて闘志をにじませた。
■種田が決勝点 先制アシストも/大宮ユース
大宮ユースは新1年生主体のチームで新潟西との試合に臨み、1―1の後半8分に力強く勝ち越した。指揮を執った勝野コーチは「2学年上の相手に自分たちからアクションを起こし、アグレッシブに戦えた」と選手たちを高く評価した。
決勝点を奪ったのは、前半6分に右CKで高橋岳の先制ヘッドをアシストした種田だった。右サイドを突破した浅井からパスを受けてシュートを放つと、相手にブロックされたこぼれ球に素早く詰めて再び右足を振り抜いた。種田は「フィジカルが自分の課題。1対1は誰にも負けない」とさらなる成長を誓った。
■31日の試合
【レッズハートフルフィールド駒場】
▽準決勝
旭川実―浦和西(9時)※1
浦和ユース―三菱養和(10時)※2
【浦和駒場スタジアム】
▽3位決定戦
※1の敗者―※2の敗者(12時)
▽決勝
※1の勝者―※2の勝者(13時)
【レッズハートフルフィールド駒場】
▽研修試合
健大高崎―大宮ユース(11時)
武南―富士市立(12時)
健大高崎―浦和東(13時)
大宮ユース―富士市立(14時)
浦和東―武南(15時)
【堀崎公園グラウンド】
▽研修試合
明秀学園日立―野辺地西(10時)
市浦和―前橋商(11時)
明秀学園日立―国学院久我山(12時)
野辺地西―市浦和(13時)
前橋商―国学院久我山(14時)
【与野八王子グラウンド】
▽研修試合
矢板中央―浦和学院(10時)
中央学院―新潟西(11時)
矢板中央―浦和(12時)
浦和学院―中央学院(13時)
浦和―新潟西(14時)
【浦和南高グラウンド】
▽研修試合
敬愛学園―日大明誠(10時)
日大明誠―浦和南(11時)
敬愛学園―浦和南(12時)
(健大高崎は高崎健康福祉大高崎)