コロナ検査を受けた…電話してきたのは息子ではなかった 母親1400万円被害「へんとう腺が腫れて」
2021/04/01/00:00
埼玉県の秩父署は31日、秩父市の無職女性(81)が手渡し詐欺で現金1400万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、30日午前7時半ごろから数回にわたり、女性方に長男などを名乗るから「昨日、へんとう腺が腫れて病院に行き、コロナ検査を受けた」「携帯電話と現金がなくなっている」「知人から大金を借りている」などど電話があった。
女性は同日午前11時20分ごろ、自宅を訪れた長男の知人の息子を名乗る男に自宅で保管していた現金1400万円を手渡した。その後、市内で別居する50代の長男から連絡があり、だまされたことに気付いた。現金を手渡した男は20代で身長は約170センチ。中肉で黒のスーツを着用し、バッグも持っていたという。