5段階の辛さから注文 渋沢栄一カレー、埼玉・深谷のカレー店の看板メニュー 1世紀半前のカレーを再現
2021/04/03/00:00
「渋沢栄一カレー」は「本場インドカレーのお店アラン」の看板メニュー。栄一が慶応3(1867)年のパリ万博に向かう途中、セイロンで食べたカレーを再現したオリジナルで、2019年9月のオープン時からメニューに登場している。インド出身のシェフ2人が腕を振っているのも特徴だ。
ベースはチキンカレー。野菜と米も地元産。大量の玉ねぎを炒めてからトマトやインドから取り寄せたスパイス7種以上を加えてじっくり煮込み、うま味と深みが何とも言えない。辛さも5段階あり、好みの辛さで注文できる。小さな子どもが食べやすいようマイルドにもできる。もちもちのナンには甘味があって、そのまま食べてもおいしい。1枚だけ無料でおかわり可。ドレッシングも手作りでドリンクも選べる。
栄一が出合った1世紀半前のカレーと話す杉田千代子オーナーは「地元の人たちに愛されながら深谷市の活性化につなげていきたい」と接客している。
【メモ】「本場インドカレーのお店アラン」埼玉県深谷市宿根602の11。電話048・594・8814。火曜日休み。渋沢栄一カレー890(税込み)。テークアウトは10%オフ。